2009/10/15

ウェーディングシューズのソール貼替え。。。

今期2足目の貼替えになります。

現モデルのSIMMSのシューズはフェルトがわりと小さめに出来ていて、
爪先よりソールの端が中に入っています。
歩き易い事は美点ですが、爪先のソールの磨耗が、非常に早いと思います。


面倒でやりたくない作業なんですが、しょうがなく実施。


最初に磨耗したフェルトソールを剥がす作業から。。。
これが誰もが一番避けたい作業。。。

私が今回使用したToolはこれらです。
クニペックスのコブラ
バイスグリップ
ベルツァーの鋏
タジマのハンドサンダー

この中でキモはピーターセンのバイスグリップ。。。
これがあるのと無いのでは、作業時間が全く違います!

使用すると片方のソールを剥がすのに約5分!
一度フェルトを咥えると、全くずれることなく一気に作業が進むんです。

しかし、ミックさんの言うとおりでSIMMSのソールはかなり丈夫に接着されてますね。。。

最後に糸を引き抜いて、ハンドサンダーで表面をならして第一歩の完成です。




 第二段階はソールの加工です。


磨耗の激しい爪先と踵にステープル(配線止め)を打ち込んで行きます。(安上がりです)
ここで使用するのは、PBのプラスティックハンマー。。。

これで打ち込み、クニペックスのニッパで余分をカットして行きます。





そしてピンがグラグラしないように、ピンの差込部分を瞬間接着材で固めます。
更に強化するために、エポキシでピン周りを固めています。





そして硬化したら、フェルトがボンドを吸って剥れるのを防止するために事前にボンドG17Zを塗りこんで
初日の作業は終了です。





一日待ってから本接着です。


やっぱり面倒ですね。。。
コレだから、ソール張替えは結構なお値段なのが理解出来ますね。。。






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