2008/06/03

ROSS。。。

 ご存知コロラドの実用的リールメーカーROSS REEL




左からEvolution1.5   The Gunnison2   R-1

1992年頃はG-2が21,000円、R-1が24,500円で確か販売されていました。
Evolution1.5も販売当時は28,000円くらいじゃなかったでしょうか。

ROSSの特徴はとにかく質実剛健という一言じゃないでしょうか。。。
とにかくボディの金属が硬いです。G-2、R-1ともに表面のフィニッシュもガイドフィニッシュのようなつや消しで、キズもつきにくいリールです。

当時イナガキでチタン合金として販売していましたが、素材は多分マシンカットの航空機用アルミでは???確かに爪で弾くとアルミらしくない音がしますが。。。

G-2は特にステンレスボールベアリングを使用し回転も滑らかで、ドラグもデュポンのデルリンを使用した極めて滑らかに効き、微調整幅もある非常にいいリールだと思います。

R-1はサイレント仕様で、正転も逆転もドラグが掛かる昔の仕様です。
デザインは個人的にはいいと思うのですが。。。
これまた最後の処分の時に購入したので、確か16,000円くらいで購入したのですが、さっきオークションを見ると
31,500円!ですって。。。
中古で皮ケースも箱もないのに。。。私のは新品で完品・・・気持ちが少しぐらつきました(笑)

Evolution1.5は皆さんご存知でしょうから。。。
ただ、私は最初の製造ロットだったために不良品でした。
ドラグのプラスチックカバーとスプールリリースボタンの不良で、勿論パーツ交換をしてもらい今に至っています。

欠点は・・・
ROSSの特徴として、ドラグノブとスプールリリースのところがどのモデルも樹脂なんです。
何故でしょう?一般にはアルミ削り出しの方が人気が出そうですが。。。
不思議に思い聞いたのですが、「実は樹脂の方が金型にお金がかかるし、これもROSSのこだわりなんだ」と言ってましたが、真偽の程は。。。私はどうせなら樹脂を廃して欲しかった。

あとは以前のモデルは非常にリールフットが薄い事です。
薄く出来るのはいい素材を使い剛性を出せているんでしょうが、リールシートには深く奥まで入ってしまう事でしょうか。それ以外はコストパフォーマンスはいいリールです。





※最近のロスは皆さんのご存知の通り、質実剛健というよりデザイン性に力を入れている
 ように感じます。
 でもどうなんでしょう。。。全米販売数No1と聞いた事があるのですが、
 崩れてきているのではないでしょうか。。。





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