行って来ました頂上決戦。
ここは、かなりの山奥。
入った渓はV字渓谷で、最下流で取水堰で本流と隔てられ閉ざされた渓流だ。
入った渓はV字渓谷で、最下流で取水堰で本流と隔てられ閉ざされた渓流だ。
勿論、天気は雨、状況は良くない。
しかも深い谷底を流れる岩盤のV字渓谷。
多量の雨は命取りになる。
しかも深い谷底を流れる岩盤のV字渓谷。
多量の雨は命取りになる。
車を最下流から続く林道へ、しかし程なく崖崩れや倒木で前に進めなくなる。
そこで着替えて崩れた林道を進む。
勿論、笛・鈴・鉈・スプレーのフルセット装備だ。
そこで着替えて崩れた林道を進む。
勿論、笛・鈴・鉈・スプレーのフルセット装備だ。
雨が降ったり、止んだりの嫌な天気だ。
身長ほどの藪をかき分け、渓に降りる。
5センチほどの増水で釣りには全く問題ない。
5センチほどの増水で釣りには全く問題ない。
川はポイントだらけで、総てのポイントからニジが出てくる。
しかし、サイズが・・・
本当に今年は魚が多い。異常に多い。しかしチビばかりだ。
しかし、サイズが・・・
本当に今年は魚が多い。異常に多い。しかしチビばかりだ。
程なく、いい流速の流れが・・・
一投目ですぐに出た。
46センチ。
しかし、異常にスキニーである。イワナ体型である。
なかなかのサイズだが、痩せすぎだった。
一投目ですぐに出た。
46センチ。
しかし、異常にスキニーである。イワナ体型である。
なかなかのサイズだが、痩せすぎだった。
釣り進むも釣り進むも、いいサイズが出ない。
東京の巨人も子ニジに手を焼いている。
しばらく上がって、流芯脇で渋い食い方をしたのは45センチのニジだった。
しかし、こいつもスキニーで痩せすぎだ。
しかし、こいつもスキニーで痩せすぎだ。
今年は何か変だ、魚の生息密度が異常に高く、標高の高い山岳渓流のために餌が行き渡っていないのかも知れない。
その後かなり上につめて出た40センチ。
多少まともな体型だが、地づきのイワナのような色の魚だった。
多少まともな体型だが、地づきのイワナのような色の魚だった。
この頃にはもう全身びしょぬれで、雨が連続して降ってきていた。
もうすぐ、巨大戦艦が4本入っているポイントに・・・
しかし、雨脚が強まり10センチの増水に。。。あとちょっとなんだが。。。。
しかし、雨脚が強まり10センチの増水に。。。あとちょっとなんだが。。。。
しかし、雨が止む雰囲気が無く、危険なので苦渋の決断「撤収」とした。
帰りは川通しに急いだが、どんどん増水してくる。
行きに渡れても、川を渡れない場所が出てきた。
後数百メートルなのだが、危険を感じ、山の斜面を30分かけて林道に出た。
行きに渡れても、川を渡れない場所が出てきた。
後数百メートルなのだが、危険を感じ、山の斜面を30分かけて林道に出た。
車で入渓点まで戻ると、晴れ間が差してきていた。
橋の上から取水堰を見るとオーバーフローしていた。
川はこの谷間に流れている。
橋の上から取水堰を見るとオーバーフローしていた。
川はこの谷間に流れている。
高巻き、へつり、長距離の歩き・・・体がガタガタだが、東京の巨人との今年最後の釣行で充実感はあった。
時には、「撤収」の苦渋の決断も必要である。自然の中では人間は無力なんだから。。。
時には、「撤収」の苦渋の決断も必要である。自然の中では人間は無力なんだから。。。
※痩せているのが多いとは言え、この小渓流でここまで濃い魚影。。。
そしてサイズもそれなりに大きい。やっぱり人為的なプレッシャーが少ないと
ここまで濃くなるものなのか。。。山奥はやっぱり特別かもしれない。