2008/04/30

リーダーシステム。。。

リーダーシステムです。
私は渓流でニジマスを狙う時は、年中ほとんどこれで通します。多少狭い川でも本流でも極端に変わる事はありません。(勿論、バンブーの場合や、ヤマメ狙いの時は異なります)

それこそリーダーシステムは人それぞれで、思い入れ・扱い易さ・釣り易さなど色々あるんでしょうが、
私はニジマスを狙う時は8ft6inch #4でやる事がほとんどですので、そのロッドをメインに考えています。



リーダーは'VARIVAS AIRS TAPERED LEADER 3X 12ft'
ティペットは'Frog Hair 3X'
あとは'UV KNOT SENSE'と'UVライト'です。

①リーダーとフライラインはループトゥループで接続します。

②ティペットとリーダーはトリプルサージャンズノットで結びます。

③ティペットとリーダーの結び目は、UV KNOT SENSEでコーティングし、UVライトで固めます。

ちなみに私のシステムはリーダー12ftプラスティペット6ftの全長18ftで使う事がほとんどです。
理由は割りと太いティペットを使うので、極力ドラグヘッジ出来るように長めにしています。

このリーダーはある雑誌のテストではあまり引張強度が高くなかったのですが、バットとテーパー部分が中空であり柔らかいので、伸びがあり実釣では強度があり切れません。
それにドライフライに使うには非常に浮力があり、水切れがいいのも美点です。

ティペットはかなりの強度があるのですが、これも固くなく意外に伸びがあるのでとても切れにくいと思っています。

でもなんといっても、「ここぞ!」という場所では必ずティペットを結び変える。
ウィンドノットが出来た場合はすぐに交換。
木に引っ掛けた、石に擦った場合もすぐに交換。
これに勝る秘訣は無いかも知れませんね。

私はリーダーも同じものを使うのは、長くてもその日だけです。。。

これは、私の色々使ってみた感想で、決してメーカーの回し者じゃないですから。。。




※今使っているのはパーフェクションなのですが、これも既に廃盤です。
 ティペットはルアー用のスーパートラウト アドバンスですね。UVノットセンスは今も変わらずです。
 以外とフライ用品は息が長いものが少ないかも。。。





2008/04/29

竹 その2。。。

Bamboo Rod その2です。
私はバンブーロッドは2本しか持っていませんので、この回でおしまいです。

このロッドは3年前に我が家に到着しました。
きっかけは、つり人社の「Bamboo Makers」です。
それこそ実用的なバンブーで#4のロッドが欲しくなり、Robert Gorman氏にE-Mailで問合せをしました。私の拙い英語にもちゃんと答えてくれて(商売だからでしょうかねぇ。。。)スペシャルオーダーにもコスト加算無く対応してくれるとの事。

色々考えた挙句オーダーすることに。。。
スペシャルオーダーとして、ポケットリングのリールシートを重くないUPロックしてもらう事。
Robert Gorman氏のサインを入れてもらう事の2点をお願いしました。

オーダーはFAXでして欲しいとの事で、オーダーフォームに記入し送ったのですが、ついていないとの返事で、再度FAXするもまたついてないとのメールが・・・
何故???と思っていると、じゃあ違うFAX番号に送って欲しいと言われ再々度お送りしたところ、ようやく到着。あとでメールが来ていたのですが、FAXのリボン切れだったそうです。。。(ちゃんと交換しておけよなぁ~)

HPには確か半額をオーダー時にデポジットと記載があったのに、Mailで全額入金して欲しいと連絡が・・・「いい加減にしろ!」とおもいながらカードで支払いを済ませました。
欲しがっている方が弱いですね。

作成期間を尋ねると、約7ヶ月との回答なので、随分早いなぁと思いながら気がつくと9ヶ月が経っていました。
心配になってメールを送ると「台風が連続してきて、湿度の関係でバーニッシュを染み込ませる工程が
はかどらなく時間がかかっている」と回答が。。。焦らせても良くないと思い「まぁ、ゆっくりやってくれ」と返したら「わかった!出来上がったら連絡するから」と返信が来たので待つことにしました。

しかし、1年たっても1年5ヶ月たっても来ないので、「日本のFFシーズンが終わっちゃうじゃないか。どうなっているの?」と問合せしたところ1ヶ月後に「完成して昨日送ったから楽しみにしてくれ」との超遅レス。。。
でも無事到着したのでいいとしましょう。


Green River Rodmakers Mettowee 7ft #4 2pc 2tip by Robert Gorman

バーニッシュでインプリグネーション加工した変わったロッドです。
彼が71歳の時の28本目のロッドで、最後にRGのサインが入っています。
ロッドはシャープでシャキッとしてます。40cmのニジでも全く問題なく取り込めました。当然でしょうけど。。。
そんな事で、T&Tより心おきなく使えるロッドです。








※ロバート ゴーマン氏は2011年8月28日の洪水で一夜にしてほとんどのものを失ったようです。
 なのでロバート ゴーマンのロッド自体が今では貴重なものになっています。
 そして今や87歳と高齢になっているので、これからロッドを作る事はないのではないかと
 推測できますね。



2008/04/28

4/28川の状況。。。

今日は朝一で腕時計をOHに出しに行ってきました。
しかし、人件費は上がってますねぇ。。。OHに出す度に代金が上がっています。
55,000円ですって!4年前は45,000だったはずです。ロッドが買えるような価格になってきています。

その後、釣りに直接向かうも結構な雨降り・・・まあ様子見がてら行ってきました。
11時過ぎからなので、あまり極端に遠くには行けません。
ちょっとした峠を通ると雪が降っていたあとが。。。気温が2度!なんじゃ、こりゃ~

川についても水位はだいぶん落ちてきているが、雨の影響と雪シロの影響で泥濁りに近い状況でした。
タラの木が沢山ありましたが、勿論芽が出ている訳がありません。

まだシーズンインはちょっと遠いなぁ。
今日はフライでも巻きます。





※最近は4月末でも結構釣りになる場所や状況になって来てますね。
 我武者羅にやる事はないですが、天候いい時はやっぱりね。。。





2008/04/27

TOPEAK チェーンボット。。。

Hand Toolのくくりかなぁと思ったんですが、MTB専用なのでこちらにUP

TOPEAKのチェーンボット・・・自転車乗りには欠かせないチェーンカット用ツール。

収納するとコンパクトで、開くとワインオープナーのようなデザイン。
ステンレス&アルミの素材感が秀逸。
使ってみても納得の機能。
自転車用のツールは実用一点張りのものが多い中、素晴しい出来だと思ってます。
フライフィッシングでもMTBの世界でも、機能的なものは美しいですね。






※Webで検索してみたら、今でも同じものが売っているんですね。。。
 しかも結構いい値段で。。。

2008/04/26

竹。。。

竹・・・Bamboo Rodです。

私がFFを始めたのが1990年、それから5年ほどは釣るのが楽しくて楽しくてバンブーなんて思いもしませんでした。ただ90年台後半から、「いつかは余裕(精神的な)のあるFFも時にはいいかなぁ~」なんて思い始め、それからは、いつかはバンブーと心のどこかに思っていたんでしょうね。

そんな思いに更に火をつけるように・・・1999年にフライの雑誌社から「アメリカの竹竿職人たち」が発刊され、アメリカの雲の上バンブーが身近に感じられるように錯覚してしまい、「一生ものだから。。。」と自分を納得させ2001年の12月に清水の舞台から3度飛び降り、オーダーしてしまいました。

それからロッドが来るまで1年4ヶ月、以外と早かったのを記憶しています。
ただ、後日聞くところによると2002年のオーダーからは2年から3年待ちとの事。。。

手に入れたロッド?b> Thomas & Thomas Individualist CAENIS 7'6''#3
とにかく美しいです。アクションは一般的と言われるようですが、スウェルバットがきつく、カーボンから持ち替えても大きな違和感を覚えないシャープなロッドです。
コルクは手に吸い付くようだし、リールシートのウォールナットはガラスのようだし、ブランクの塗装も工芸品のようです。

2003年3月に我が家に到着してから、1年に1回ぐらいの割合でヤマメ釣りに使っています。
中々道具なんだからと割り切れない唯一のRodです。





そうそう、トム・ドルシーはほとんどロッド作りをしていないとの事でしたが、
私はロッド製作者のサインを欲しいと要望していたところ、ロッドチューブにサイン入りのシールが。。。トム・ドルシーでした!!

信じられなく確認してもらったんですが、「検品とサインだけじゃなく、ロッドは彼が作成した」との英文コメントが。。。感動!(チューブの下は1995年のカタログです)
このコメントはT&TのBrossさんからメールでもらいました。





※バンブーは最近使っていません。
 もう少し歳をとったらあまり歩かないで、近場でする釣りには使おうとは思っています。



2008/04/25

FACOM Adjustable wrench。。。

1988年購入の FACOMのAdjustable wrench 113.8 です。
ちょっと小さめサイズですが、MTBの整備にはジャストサイズです。
当時も色々あったのですが、一番ガタが無かった気がして購入決定!価格は全く記憶にありません。

昔は東洋油圧機器のブラックホーク事業部で扱っていたのですが、今は違うんでしょうね。

このレンチのいいところはウォームギアを下げると一気に開口、閉口するところです。
しかも精度がいい。

大きいサイズはバーコを使っていますが、小さいサイズはこれです!




※最近ファコムもあまり見かけなくなりましたね。結構いい工具なんですが。。。
 やっぱりスナとネプロスが強いんでしょうかね。




ピンバッジ。。。

あのベストやハットにつけるピンバッジです。

以前はピューターピンなんかかなり売られていましたが、最近は全然見なくなっちゃいましたね。
T&T以外はみんな10年から15年選手です。

最近はあまりつけている人を見かけませんが、皆さんは。。。





※今見たら17個になっていました。
 だけど最近は中々売ってないですよね。。。

2008/04/24

ネット リリーサーについて。。。

そもそもランディングネットはほとんど使わないスタイルだったのですが、最近は時々持って出ることがあります。

今、ネットリリーサーは、ネオジム磁石のタイプがトレンドのようですね。
私もBrodinのマグネットリリーサーを探していたのですが、札幌近郊には無くて輸入しました。
ブラス製で質感があって良かったのですが、一度装着し川で使い地面に置いたら、磁石が砂鉄だらけになってしまいました。好きなタイプなんですが、それからは使用していません。(写真右)



そこで今使用しているのは、1995年頃購入した、Brodinの昔のタイプをもっぱら使用しています。
当時何を考えていたのか、BrodinのOEMのLLBeanのネットリリーサーを購入(写真右から2番目)
その後、紛失に備え本家Brodinのリリーサーを廃盤直前に購入したと思います。(写真左から2番目)

仕組みは文での説明は非常に難しいのですが、本体の中にスプリングが入っていて、強く引くと外れます。素材はブラスで質感はいいのですが、最近のアルミのものから見ると重いですよ。でも味がある。。。

一番左端は、自分でサドルレザーをオイルレザー化して作成しました。
Brodinのスチールヘッドネットにつけて現在使用中です。







※今もやっぱりブローディンです。
 やっぱりこれしかないでしょう。オークションではプレミア価格ですが。。。





2008/04/23

BELZER コンビネーション レンチ。。。

Made in Germany 時代のBELZERコンビネーションレンチ10本組です。
1991年購入の物です。

この頃はまだBELZERもドイツ製で、Snap-onのように鏡面のメッキ仕上げを目指し始めた頃です。
しかし、メッキの質もあまり良くないですし、磨きも決して褒められるものじゃないですね。
でも既に面接触のメガネ部で、しかもメガネからの首の立ち上がり部のアールが非常に使いやすいです。
また、10本組だと結構不要サイズがあるのですが、私はMTB整備にも使用しますので、15mmサイズが
とっても使用頻度が高く助かるんです。9mmなんかは使ったことないですが。。。

工具の下のカタログは1986年と1991年のBELZERのものです。

いずれにしても、最近の工具メーカーの吸収合併の盛んなのには、参りますね。個性が無くなっていくう~。

Snap-onが好きな人が多いですけど、私はレンチ関係はヨーロッパメーカーが好きだなぁ。
最後は好きズキなんでしょうね。






※ベルツァーの西ドイツ時代の工具を使っている人なんか日本にどれくらい
 いるのだろう。。。
 でも質感は兎も角、当時としては肉薄のいい工具だと思います。




2008/04/22

イブニングのお供。。。

ここ何年かフライでイブニングをやっていません。
山奥に入る時以外は早朝からロッドを振ることもほとんどありません。

何でだろうと改めて考えてみると、面倒だなぁ~と思うのも事実なんですが、早朝にやってもドライがほとんどの私には、盛夏を除き水温が上がらないのであまりいい思いが出来ないからでしょうね。

昨年も10時に札幌を出て旭川方面や帯広方面に走ることも度々です。。。

早朝から入っている人が午前中で終わった状況の時から釣り上がっているんでしょうね。
意外とそれがいいのかもしれません。

そんなことで、イブニングもほとんどやらなくなってしまっています。
日中の方が反応がいいことが多いですし、帰る前に温泉にでも入ってゆっくりした方が充実した一日になるような気がするし、安全ですからね。

そんな訳であんまり出番は無いのですが、イブニングの友です。



左から

Colemanのフラッシュライト

15、6年前に購入したものです。ロゴ(エンドキャップ)はColemanの旧ロゴです。リフレクターの面積が意外と広くそこそこ明るい。

Mag Lite 2AA

ArcMania製 LEDユニットを装着しています。随分活躍しましたが、最近は使用することがありません。

SUREFIRE E2L OUTDOORSMAN

新型45ルーメンのモデルです。電池の持ちといい明るさ・丈夫さ・コンパクトさ、どれをとっても最高の相棒です。さすがSUREFIRE!軍・警察・SWATなどに採用されているメーカーです。3W-LED搭載

SUREFIRE L4 LUMAMAX

ハンディライトでは凄まじい明るさ!個人的には大好きなモデルなんですが、1.5時間しか持たない燃費の悪さと、連続点灯では持てないくらいに熱くなるボディはちょっと実用的じゃないですね。しかし、夕方に動物を威嚇するくらいのパワーはありです!5W-LED Luxeon搭載

今年もやっぱり出番はあまり無さそうです。。。



※しかし、LEDの照度アップは異常ですね。当時L4でも凄まじいと思いましたが、
 上位モデルは今や1,000ルーメン超えが当たり前になって来ています。
 いったいどこまで行くんでしょうかね!?




2008/04/21

帽子屋さん。。。

昔はフィルソンのパッカーハットに憧れよく被っていたのですが、最近はもっぱらCapです。
久々にクローゼットから出してみると、20もありました。。。いつの間にか増えるもんですねぇ。
通販の時に一緒に購入したものが多いです。



画面左から右に手前から奥に・・・

MADISON RIVER OUTFITTERS, INC
Kaufmann's Streamborn・・・・・・・・  思い出深いサイン入り。
Hunters Angling Supplies
Bob Marriott's Flyfishing Store・・・・・・1996年にロスに行った時に買ってきました。
Urban Angler・・・・・・・・・・・・・ 友人がNYに出張で行った時のお土産です。
Westbank Anglers
Dan Bailey's Fly Shop
The Fly Shop
Kaufmann’s Streamborn
The Fly Shop
Hunters Angling Supplies・・・・・・・・2005年にStone River Outfittersに買われちゃいましたね。
American Angling Supplies
Winston
SAGE
ORVIS・・・・・・・・・・・・・・・・かなりのお気に入りのCapです。勿論、Made in USA
Cabela's
SIMMS・・・・・・・・・・・・・・・・SALEで$6.50でした。
Thomas & Thomas
Scott
SIMMS・・・・・・・・・・・・・・・・SALEで$6.50でした。


このカウフマンのCapはお気に入りで、故 西山徹さんにサインをもらったものです。
ちょっとサインが滲んでしまってますが、思い出の品です。
フライも綺麗というより、実釣派で壊れないことを意識したフライを好んでいました。
懐かしいです。



※今は一体いくつあるのだろう。。。多分30以上はあるような気がします。
 今度棚卸しなきゃ。。。








厳しい。。。

雪シロが本格化しているこの時期に、週末の雨。。。 当然厳しいことが予想される。 毎年、この時期はいい魚に巡り会えていない。 でも、行かなくてはなにも始まらない。 極力雪シロの影響が少ない渓に向かう。 渓に着いたら見慣れた車が。。。先輩がウェーダーに着替えていた。 ここはかなりの小...