2008/09/29

久々のeBay。。。

以前から、ずっと欲しかったリールがあった。


私がフライを始めた頃には既に廃盤になっていて、稀に店頭にいい値段で在庫分が残っていたリールだ。

今回オークションを見てみると、yahooにもeBayにも両方出ていた。

yahooはデッドストックで20,000円開始、
eBayは$80からBit出来るが、程度は非常によさそうだが、1度使用したもののようでラインが巻いてある。
勿論、eBayに$88でBitした。
$80でハイビッターになった。

数日したらそのままオークション終了。
結局、送料込みで11,000円強で落札。
yahooは26,000で落札されていた。。。高っ!

昨日、商品が届いた。

早速、ラインとバッキングを捨て20年以上の垢を洗い流す。
中性洗剤と歯ブラシで、ゴシゴシと古いグリスとオイルを洗う。
そのあと、良く乾燥させる。




程度はかなり良く、ほとんどラインを巻いただけのような新品に近い。




エーベルのルーブキットとチタンスプレーを使用する。
エーベルは普通のオイルとグリスのようだが、このMTB用のチタンスプレーは凄まじく高性能。
潤滑性と持ちはCRC5-56の比ではない。
勿論プラスチックパーツにも攻撃性が無い。
また、エーベルのグリスはもう使用してしまったので、今はシリコングリースを補充して使っている。

外装はほとんど触るところが無いが、うすーくコンパウンドをつけたネルで軽くくすみを取った。
ほとんど新品になった。






こうして以前から手に入れたかったリールがようやく手に入った。
ORVIS PRESENTATION EXR Ⅱ
アルミのマシンカットで104gの軽量リール。
アルゼンチンのSTHがOEMで作ったリールである。
1980年台中盤にCFOⅢより$10高い価格で発売されていたリールである。

流石に性能は今のリールと較べると見劣りするが、味のあるいいリールだと思う。





※STH。。。いつ無くなったんだろうか。。。
 確か30年前くらいはアングルさんが代理店で販売していました。
 洗練された感じでは無かったものの、やっぱり米国や英国のフライリールとは雰囲気は勿論
 ドラグの作りも違っていました。
 ただ、ディスクの押さえに樹脂パーツを使っていたり、樹脂使い部分が若干ありイマイチだったかも。





2008/09/28

新規開拓。。。

昨日は「神」と一緒に新規開拓。


気温が低い。。。
寒い。。。

でも、二人ともドライで勝負。

最初に入った川はところどころにバイカモが揺らめく湧き水の川へ

すぐのポイントで「神」が攻める。。。
「何か、いますわ。」
出ないまでも何かいるようだ。。。




私がこの大場所の一番下で目をこらすと、何か大きな魚がいる。
一見アメに見えたが良く観ると、47~48のニジだ!
しかし、2メーターほどに近づいても逃げない。
観察してると、惚れ惚れするような完璧な魚体だ。
しかし、口を使ってくれない魚は全く感心が無い

昔に護岸がされていて、川は結構直線的。
ポイントは少ない。
岸近くには、小型がついているようだ。

更に上流へ、一級のポイントへ

「神」が攻めると数投目、倒木横から、30中盤だろうか。。。
あわせ切れ・・・嗚呼
ティペットがザラザラになっていたのを知っていたが・・・横着しちゃったのね。。。





ここにいいニジがいることはわかったので、違う川へ。。。

川に下りると、極端な減水。。。小川になっている。
どんなに深くても膝くらいの流れだ。
しかし移動する時間も無いのでやってみる事に。。。

可能性無いなぁと思いながらやってみると、護岸の中から30ほどのニジが出てきてヒット。
バレてしまったが、こんな細流にいもいるんだ。。。
でも、水量から最大クラスかなって思うと、次の小場所で「神」が引きずり出す・・・
ストラクチャーにこすれてブレイク・・・
「どれくらいのサイズ?」
「40UP」
何故かいますね。ここ・・・

普段は普通の河川なので、この減水で魚はブロックの影やほんの小さなポイントに潜んでいて動けないようだ。。。春から夏は可能性のある河川を発見した。

結局釣果は、「神」が子ニジを一本。私はミノーサイズのヤマメを一本。。。嗚呼
フライが魚の顔より大きい。。。完全な小物同盟です。




最後に上がる前にヤマメが定位していてライズしている状態を観察して終了。



今日の二河川は、6月から7月はドライで巨大戦艦が出る可能性の非常に高い川だった。
来年の釣果に繋がる楽しい釣行だった。




※ここ結構穴場だったんですが、今年河川を見たら渇水で非常に水が少なかった。
 深場が全然なくなってました。。。来年はどうだろうか。。。






2008/09/24

最後のチャンスに。。。

峠では雪が降ったようですね。。。

急速に今週から秋が深まって来てます。

私の場合、場所にもとりますが例年は10月10日ぐらいを境にドライからニンフに切り替えます。
残すドライのチャンスは僅かです。

しかし、ここに来て弾がない。。。

フライは基本的に壊れないように作ってますので、なかなか減らないのですが、
どれもヨレヨレで中古品のオンパレードになっちゃいました。

仕事だなんだかんだで、補充もままならず・・・
今日は早く帰れたので、補充中です。



フライはいつものハックルバシバシでオレンジボディーのcaddisです。
最近は病気の関係で、いいエルクヘアーが手に入りません。
獣毛大好きな私はいつもマテリアルはいいものがあれば在庫があっても購入してますので、
なんとか過去の購入分で巻いてます。

ブリーチドなんかにはいいのがたまにあるのですが、ナチュラルは御眼鏡にかなうものがありません。
何故脱色しちゃうかなぁ~なんて思っております。。。
ナチュラルしか使わないのですが、写真じゃブリーチドに見えちゃいますね。

完成品ですが、写真にすると結構アラが見えますね・・・(汗;)
ハックル巻き込んだところをピックアップしなきゃ!




あっ!
このフライしか巻けないわけじゃないですよ。。。多分、きっと。。。

シーズンの7割はこのフライで、信用のおける相棒なんです。。。

ドライの釣りもあと2~3回か・・・



※以前はこのフライをメインで使っていました。
 最近はフライボックスの完全に2軍になってしまい使っていません。
 今はドラグヘッジ出来る違うパターンですね。。。







2008/09/21

リベンジに出撃。。。

今日は以前に倒木のところで、とんでもないサイズを掛けたが、力負けしたアイツに是非リベンジをと思いカーティスクリークへ出撃!

昨日、宴会があったので8時半に自宅を出発した。
現地到着し食事を済ませ、10時半から「いざっ!!」

しかし今日は雲一つ無い快晴で気持ちがいい。
その割に暑くなく非常に人間にとってはコンディションがいい日だった。

でも、勿論魚にとっていいわけではないようだ。。。
極端に水量不足。
枯葉がチラホラ舞っている。
水温も大分下がってきている。

そんなわけで大場所が中場所になっていて、中場所が小場所になっている。。。

やはり状況は厳しかった。。。

顔を出すのはみんな20センチサイズ。。。5~6本ほど釣ってから合わせるのを止めた・・・
今日は小物同盟かも。。。と思い釣りあがると浅い倒木の横から出たのが、36のニジだった。。。
ホッと一息。




更に進むが、状況は好転しない。
ブナハリタケが出ているが、すっかり乾燥していて食べられる状態じゃない。

しばらく進むとメータークラスが!!!




メータークラスの蛇だった。。。

気持ち悪い。。。でも縁起がいいかもとポジティブに考えた。
ロッドでツンツンすると対岸に泳いでいった。。。


2時半から、倒木のポイントの区間へ。

それまで、何本か子ニジをかけて倒木へ。
念には念を入れ、リーダーを交換、ティペットも交換、フライも中古から新品に交換。
更にタバコに火をつけた。。。

今日は状況が良くないものの出そうな気が・・・いや、絶対出る!

一投目、流芯ど真ん中へ
「ガバッ!!!」
シャケのようなお腹が見えた「で、デカイ!!!」「ビシッ!」
乗った。。。

コイツをとればリベンジだ!と思った矢先、奴は流れに逆らい上流へ走る。
半端じゃないパワーだ!
50や60クラスとは別物のモンスターパワーだ。。。

ORVISのT3がのされる。
倒木の根に走るのをギリギリでなんとか止めた。

奴は下流に走り始めたと思った瞬間にUターンしまた上へ走る。
今度もなかなか止まらない。。。
これ以上テンションをかけると切れるだろうし・・・
またギリギリで止まったと思ったら、今度はジワジワと更にのぼり始め、頭を「ゴンゴン」と振り始めた。。。

「あっ!」ロッドのテンションが無くなりフライが水面直下に戻ってきた。。。
やはり、奴の方が一枚も二枚も上であった。。。
一体何センチあるんだ。

正直、今回は万全の体制とシナリオだったのに。。。非常に悔しい。

来年も生きているのであれば、是非また戦ってみたい好敵手だ。

5時半、肩を落として帰路につく。。。



※そういえばこんな事もありました。。。
 こういうチャンスに必ずとれるという事が重要ですよね。よほどの事が無い限りブラインドで釣りをしている限りはサイズは選べませんからね。




 

2008/09/19

KNIPEX ラジオペンチ。。。

ソルトウォーターのルアーフィッシングの世界では、知る人ぞ知るの

KNIPEX 2505160 ロングノーズプライヤーです。

勿論、ドイツの握り物専業メーカーの工具で、車やバイクの整備の世界では有名なラジオペンチです。
でも、何故かソルトルアーフィッシングの世界ではフックを外すために使われているようです。

この品番2505160は、クロームメッキがかかっており錆びに強くPVC絶縁カバーがついており
見た目も良く握り易いからでしょうかね~
勿論、精度については申し分なく、20年ほど使用していますが、酷使していないこともあり
ガタひとつ出ていません。

機械工具、車工具の世界で有名な逸品が、全く他のジャンルで認められ成功したレアなケースなんでしょうね。

KNIPEX・・・なんか鍛冶屋のオヤジが作った、頑固な工具のように感じ好きな工具です。
実際はそんな事はないんでしょうが・・・





※KNIPEX。。。高級なブランドではないですが、実用的ないい工具だと思っています。
 握り物は日本にもKEIBAなどいい工具があるのですが、やっぱりミーハーなんでしょうかね。。。


2008/09/16

エコライフしましょ。。。

札幌圏でもスーパー等のレジ袋の有料化が、来月から順次始まります。

そんなわけで、スーパーで3日に一度は買い物をする私はエコバッグの使用を開始しました。

L.L.Beanのトートバッグじゃちょっと嵩張るし、大げさ。。。
ナイロン製はコンパクトになるが、質感が。。。
そんな事で今回購入いたしましたのは、patagoniaのエコバッグ。

4デザインあったのですが、一番らしいのを。。。
中国かタイかベトナムあたりで作らせているんだろうと思ったらMade in USAでした。。。

ちょっと面倒ですが、スーツを着たサラリーマンがpatagoniaのエコバッグで食品を買い物して帰るなんてちょっといいかなぁ・・・なんて思っています。
ちょっとミーハーでしょうかね。。。

少しだけですが・・・エコライフしましょ!



※今は食品の買い物はLLBeanのグローサリートートを使っています。サイズが大きくて一週間分の食材を購入するにはベストでした。(ただ、相次ぐ洗濯で結構縮んでますが。。。)
 ただ、やはりこのサイズのパタゴニアのトートは使い勝手のいいサイズです。
 最近のパタゴニアのマーケットトートもいくつか持っているのですが、微妙に大きいんですよね。
 女性が持つには大きすぎるでしょうね。きっと。。。
 最近はコンビニもちょっとした小売店もみんな袋は有料になってきています。やっぱりToteBagはサイズ別に複数必要だと思っています。


2008/09/13

今年、3度目の渓へ。。。

昨日は代休で休みだった。

土日は用事があるので、釣りにはいけない。。。じゃあ行くしかないでしょ!

ということで、今年3度目になる渓へ。。。
1度目は春まだ浅い5月に53は出たものの、餌釣り師が上流から降りてきて不完全燃焼。
2度目は7月に東京の巨人との遠征だったが、叩き切られた渓だ。。。

今回はリベンジ。この渓は今シーズン最後の釣行にしようと思っている。

9時過ぎに入渓。
引き込みには昨日入ったようなRVのタイヤの跡が。。。
結構人が入っているようだ。
ここは春(6月)に50UPが連発され、それからひっきりなしに人が入っており激戦区である。
今回はのんびりやれそうだ。

水量は少ない。
でもなんとかなりそうな予感が。。。

その予感に反して全然出ない。。。

いいポイントで、そぉっと覗き込むと50UPがいる。
ミスキャストをしていないのに、一投目で逃げてしまう始末。。。
人に連日叩かれまくっているようだ。

他の場所でも完全に浮いているものには非常に反応が悪い。
沈みかかったフライには時々反応がある。
食べているステージよりも、大きいドライで毎日のように攻められている影響のようだ。。。

この区間で一番のポイントに着く。




かなり水量は減っているが、この流れの中なら騙せそうである。
1投目、流芯右を狙う。出ない。。。
2投目、流芯左を狙う。出ない。。。
3投目、流芯ど真ん中へ。。。「ガバッ!!」奴は出た。。。
ジャンプ!上流に下流にと走り回り、下でランディングしたのは51の凄い胸鰭のメスだった。。。



その後30に満たないサイズを2本追加して、13時に前半戦終了!

後半は普段やらない下へ移動。
流れは穏やかであるが、いたるところに倒木があり大場所が多い。

しかし、しかし、出ない。
小型を1本出すものの。。。その後が全然出ない。

どんどん釣りあがるが、全く反応が無い。。。
しまいには、岸に大きな黒い塊が。。。嗚呼!
幸い最近のものでは無かった。。。

もう戻ろうかと思っていたときに、倒木の底から浮上しヘッド&テールでフライを咥えたのは46のピンシャンのコイツだった。




かなり歩いて16時30分に車に戻り終了!
数は出ないものの、満足いく内容で帰路についた。





※この渓、今でも好きな渓ですが、人が頻繁に入るようになって行かなくなった渓です。
 今年久々に入ったのですが魚は薄くなっていますが渓の雰囲気は健在でした。
 惜しくも50に欠けるサイズでしたが、派手な容姿の虹鱒が出てくれました。。。




厳しい。。。

雪シロが本格化しているこの時期に、週末の雨。。。 当然厳しいことが予想される。 毎年、この時期はいい魚に巡り会えていない。 でも、行かなくてはなにも始まらない。 極力雪シロの影響が少ない渓に向かう。 渓に着いたら見慣れた車が。。。先輩がウェーダーに着替えていた。 ここはかなりの小...